悲しき少女の血塗られた復讐
イモ食う前に屁をこいたマハラジャじゃ。
いくら食欲が湧かないとは言えど、飯食ってないと動こうにも動けないぞ。

今週の(?)DEFENSE DEVIL

クカバラには弟がいる。
名前はレガート。
車椅子に座っているひ弱な少年だ。

クカバラとレガートはチェス(?)をしながら話をする。
次期大王のことだった。
クカバラは魔王になった暁には全てを変えてやろうと言うが、
レガートはよしとする筈もない。

さて、そんな話はよそに魔性訓練するクカバラだが、
あるとき、友人であるフニが訪れる。
何でも、ビチュラが人間界に落ちてしまったらしい!!

ビチュラを助けるべく人間界の入り口に行こうとするが、
親衛隊によって阻まれる。
悪魔が人間界に介入すれば両世界のバランスが崩れて魔界が大惨事になるからだ。
クカバラは親衛隊を吹っ飛ばすと、フニと共に人間界の入り口へと向かう。
そして、クカバラは一人で人間界へ飛び込む!!

だが、これは罠だった。
クカバラがいなくなったと分かると、他の悪魔が2人ほど出てくる。
そこには囚われてしまったビチュラが!!
フニとこの2人とはグルだったのか?
いや、フニはクカバラが大王になれば魔界は混乱に陥るのがオチだと判断しての行動だった。
特にクカバラを陥れようととは思ってはいなかった。

一方、人間界に飛び込んだクカバラはというと・・・。
犬に吠えられる。
ハハハ・・・。クカバラってよっぽど嫌われてんかな・・・。可哀想。

気に食わないクカバラは剣を手にするが、
そこには男が介入してきて、クカバラの頭を力いっぱい殴る。

大柄で白い髭、サングラスと帽子。そして、デカイ鼻。
欧米ならどこでも見かける何の変哲もない中年のオヤジだった。

クカバラは自分が魔界の王子であるとこを示し脅すが、その男はクカバラを全く相手にしなかった。
男はクカバラの剣を没収してスクーターで去る。
慌ててクカバラは追いかける。

着いた場所は港だった。
子供が2人喧嘩をしている。
兄弟で人形を取り合っているようだ。
クカバラは手錠で絡められた剣を外そうと必死で、兄弟喧嘩に介入しようとはしない。
男は兄弟喧嘩を諌めようとするが考えが思い浮かばない。
クカバラに聞くと戦って勝った者の物にすればいいというが、
その答えには男は呆れる。
「人間なら人間らしく。 こういうときは暴力じゃない・・・ 知恵を絞ってみるんだよ!」
まさしく、「郷に居れば郷に従え」というやつだ。

この兄弟喧嘩を諌められるだろうか?



今週の(?)範馬刃牙

肩・ひじ・手首・腰の関節を組み替え最終形態に!!
4足歩行の時とは明らかに違う何かがある!
その迫力は言葉では表現しにくいほどだ。

バキはピクルから逃げずに踏みとどまるという。
!!?
まさに絶体絶命!!!

ピクルは渾身の一撃を放ち、バキが吹っ飛ぶ!!
が、そんなに吹き飛ばされてはいなかった。
18歳とは思えぬ驚異的な頑強さだ。
攻撃を喰らっているバキは平然としている。
自分の何倍も大きな相手をも屠り殺すほどの強大な力を持っている者こそが相手だと言うのにもかかわらず!!

続いて、アッパー!!
バキはジャンプする。
そして、両足でピクルのアッパーを蹴る!!
だが、なぜか吹っ飛ばされていない!

普通に考えたらどう考えてもおかしいとしか思えないけど・・・。
まあ、バキは普通である筈がないから、バキなんでしょうねwww

観客席から見届ける烈もあろうことか、取り乱す。
「なんちゃない・・・・・・・・・・・・・・・・・・ よりスピーディーに より鋭角的に同じ力量(ちから)で迎え打っただけのこと
 これが技術・・・ これが進化だッッ 俺達は格闘技を手に入れたッ 何も捨てちゃいないッッ ここは一歩も譲らねェッッ」
烈・花山・光成の3人ともに拍手を送っていた。

古代のウォーリアーと現代のマーシャルアーティストの戦いに終止符をうつことができるか!!?



ついでに今月のMARCH STORY

暗い夜。
遽しく馬車が駆けてゆく。
追っ手から逃げているようだ。
すると、少女らしき者が2人馬車に。
だが、1人はどう見てもただの人間ではない。
その少女らしき者は一突きで馬車の人間を串刺しに。

頭には、紅い2本の角がある。
他でもない、イルだ。
もう1人は単なる少女だった。
どうやらグルで特定の人物を狙っているようだ。

マーチはジェークの言っていたバレン村へと向かっている。
道中、湖で入浴(?)をする。
だが、そこへ全裸になったベルマが現われる。
マーチは女だが男装している。
それを知られては堪ったものではないと思い、ベルマが振り向くと同時に巨大な岩を投げつけた。

うわ~痛そう・・・。 痛いで済めばね。
ガハハハハハwww

すると、マーチの服のフードについた鈴が鳴る。
イルが近づいている!!
全裸のままマーチは気配のするほうへ向かうと、
馬車を襲撃したイルと少女が水浴びをしているようだ。
マーチは襲われると勘違いして、イルに攻撃をしてその隙に少女を抱き上げ森の中へと逃げ込む。
てか、服ぐらい着ろ!!!
って言いかけたけど、それどころじゃないんだったね・・・。

だが、少女はマーチから離れる。
と、同時にイルがマーチに襲い掛かる!!
かと思うと、森を切り刻みながらマーチから去っていく。
マーチは服を着てイルを追いかけていく。
ベルマをほったらかしにして・・・。

一方、バレン村のビドフ伯爵の城では
夥しい傭兵が集う。
そして、ビドフ伯爵と思われる老人に骨董品店店主のローディンがお守りを売りつける。
この人もなかなか悪い人で、高慢な貴族からは法外な料金を請求するという・・・・。
そのローディンが城から帰ろうとした途端、
先ほどのイルと少女が来襲する!!
傭兵は全員生きていたが、怪我を負いとても太刀打ちできない。

老人は震え上がり、助けを乞う。
どうやら、この老人こそイルから狙われているビドフ伯爵のようだ。

イルと少女はビドフ伯爵を見つけて襲撃する!
伯爵はローディンに連れられて必死に逃げる。
そして、マーチが到着して、イルに攻撃する!!
「人間とイルがなぜ一緒にいるかわからないけど、その鈴をつけた少女は、イルに支配された殺人鬼だ!」
紅い角だからだ。
だが、少女は
「違う!! 私のネロンは殺人鬼なんかじゃない! 悔しい。ネロンが殺人鬼だなんて・・・。 悔しくてたまらない。 ネロンも悔しいわよね。 目から血が流れ落ちてる・・・・・・。」
そのイルには両目がなく、血が流れている!!
このイルの目を奪ったのは他でもない、ビドフ伯爵だった!!
復讐に燃えて伯爵を襲い掛かっていたのだった!

そして、イルはマーチを通り過ぎて伯爵に襲い掛かる!!
逃がすまじとマーチは鎖鉈の荊棘でイルに攻撃する。
すると、マーチの耳に幻聴が聞こえてきた。
「あなたは私の目になり- 私はあなたの腕となり- リニュエット-」

かつて、リニュエットとネロンは伯爵の養子として迎え入れられた。
だが、待っていたのは祭壇で生贄にされる運命だった!!
ネロンは目を抉られ、両腕を捥ぎ取られた。
そして、リニュエットが生贄にされそうになったとき、イルがネロンの体を取り込んだのだった。

「私、目が見えないの。 あなたが私の目になって。 私はあなたの腕になる。血と恐怖で生まれたこの剣で、死んでいった少女たちの痛みを-・・・ 全部、返してあげよう!! お願い!!」

幻聴を聞いたマーチはパニック状態に陥る。
それもその筈。
かつて、自分も全く同じような経験をしているからだ。

再び起き上がったイルは伯爵を襲う。
そこへ、大柄でモヒカンの男が現われる。
ベルマだ。
伯爵をぶん殴ると、
「俺は、システ・ビハードのベルマだ。 地に染まった紅い角のイルと少女よ-  生ある者を勝手に殺すのではない。 キミたちの復讐は、ここまでだ。 すまん。」
と悲しい目付きで、イルを始末する。

普段はイルを回収するマーチもこのときばかりは同情を覚える。
そして、マーチはあろうことか今度は伯爵に襲い掛かる!!
だが、ベルマが伯爵を庇う。
しかし、マーチの暴走は止まらない!!
マーチの後ろからローディンが抱え込む。
「ダメだ、マーチ・・・・・・ ここまでだ。 システ・ビハードは人間を殺めてはいけない・・・・・・ 人間を罰するためにこの力を使ってしまったら、俺たちはただの怪物になる。」
マーチは正気を取り戻し、号泣する。
同じ経験をした者だからこそ、その悲しみが他の人間より強く響く。

そして、随分白けてしまったが何とかイルの回収に成功する。

で、最終的に伯爵はどうなったかって?
結局、ローディンによって少女たちの敵を討たれたんだよ。
自業自得とはいえ、気の毒な話だよな・・・。

告知 「MARCH STORY」は次は1月号に掲載される予定だそうです。

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